年中さんも年長さんも”テストのある小学校”を受けようとすると、
忙しい通塾の毎日が始まります。
おうちの方はお子様に遊ぶ時間も確保しなければと思われるでしょうから、受験の絵画や造形のお勉強は絶対必要か?というところで、皆さん悩むところだと思います。
当初は私も受験絵画という言葉自体に嫌な感覚を覚えました。
しかし 最終的に国立や早慶などの附属小を視野に入れますと、出題される中に必ず絵画、工作、粘土をはじめ、集団行動テストに何か描くか、何か作ることが含まれていることが多く、かなり大切な分野ということがわかります。
それは最後までやり抜く力やどれだけ熱心に取り組めるか、
明確な着地点を見据えたものを計画的に作っているか、
ルールを守れているか、伝えたいことを周りにプレゼン出来るか、
時間内に作り終えることが出来るか、
また大きな意味合いとしてリーダーシップが取れる子なのか
を見られているのかと考えます。
ご自分のお子様がペーパーが良く仕上がってきても、絵画造形分野で思い通りのものが出来上がらず、他のかたと似たり寄ったりのものしか思いつかなかったことで結果がついてこなかった。というケースを沢山見て来ました。
ここは、なんとなく出来れば良い、ではなく、どう創りたかったのかがテスターにとって明確であることが重要です。
私は幼稚園から帰ってスポーツを習ったりお友達と遊ぶ時間をとても大切と思っていますが、その中を工夫してもし時間を作って通ってくださるなら、その時間は大人が本気で遊んでくれると思ってくださる時間にしたいと思っています。
その経験とお時間がその後の人生で決して無駄にならないような特別な時間を創りたいと思っています。
わたしの生徒になった子の何人かは小学生になっても辞めたくないといってくれ、まだ私の生徒で居続けてくれている子がいます。
小学校にあがってからの学校教育では理解力を高める、知識を広げることが重要でした。
これからは思考力表現力も必要とされるような指導要領に変化してきました。
こころをオープンに出来る訓練をしてきた、私の生徒さんは自分で考えたことがちきんと伝えることが出来ており素晴らしい作品が生まれ自分で考えられる子に育ちます。
教室では、いいことを思いついたら大きな声でいいこと考えた!と言いましょうのルールが最初のお約束です。
みんながあちこちで、いいこと考えた!と言ってくれてワクワクします。
ものつくりの楽しさをたくさん体験しましょう。