お教室のひとこま

難関校で小学校受験「雑点での失点」が合否を分けます

小学校受験の絵画・工作で、不合格の原因として意外に多いのが「雑点」です。
特に制作時間や集団行動試験を重視している、慶応幼稚舎や早稲田実業などは内容や発想が良くても、線の乱れ、塗り残し、切り口の荒さなどがあると評価は大きく下がってしまい、その失点が合否に響いてきてしまいます。

こどもそうぞうかいが教室はっちには
「なぜか点数が伸びない」
「絵は描けているのになぜ評価されないのか」
というご相談が数多く寄せられてきました。
その多くは、才能ではなく、基礎動作の積み重ね不足が原因なので、4月から通い出した生徒さんが夏までに雑を克服出来ていないという現象が起きていました。

小学校受験絵画で「雑点」が命取りになる理由

小学校受験の絵画・制作は、美術の試験ではありません。
評価されるのは
「丁寧に最後までやり切れるか」
「指示を理解し、正確に再現できるか」です。

円が歪んでいる
線が途切れている
塗りにムラがある
はさみの切り口が荒れている

これらはすべて「雑点」として見られ、
・集中力が続かない
・作業が粗い
・準備不足
という印象につながります。

雑点は一つではなく、積み重なった時に致命的になります。

円が描けないのはセンスではなく「身体の使い方」

円は小学校受験絵画の基本中の基本です。
人物の顔、動物、飾り、模様など、あらゆる表現の土台になります。

しかし、円が雑になるお子さまの多くは

・指先と手首の連動が未熟
・紙を押さえる力が弱い
・腕全体を使えていない
・やりたくないから集中が続かない

といった集中や身体の使い方の課題を抱えています。

幼稚園や保育園、集団塾では、こうした細かい修正まで行う時間はありません。
その結果、自己流の癖が固定され、雑点として表れてしまいます。

こどもそうぞうかいが教室はっちでは、「どう描くか」以前に集中した上で「どう手を動かすか」から指導しています。

はさみ・ちぎり・塗りは短期練習では身につかない

工作課題で評価を左右する
はさみ・ちぎり・塗り・テープ貼り。

これらは説明を聞いただけでは上達しません。

正しい動作を何度も繰り返し、身体で覚える必要があります。

・はさみを最後まで閉じられない
・角が丸くなる
・ちぎり線がガタガタ
・塗り残しが出る
・テープが歪む

これらはすべて経験量不足のサインです。

集団指導では「できたつもり」で終わりがちですが、本番では確実に差となって表れます。

小学校受験絵画は「10ヶ月前スタート」が理想

雑点を減らし、試験に受かるレベルまで完成度を安定させるためには、最低でも10ヶ月程度の準備期間が必要です。

・癖を直す期間
・丁寧さを定着させる期間
・スピードと完成度を上げる期間

この3段階を踏むことで、初めて安定した評価につながります。

通い始めが遅くなるほど、
焦り → 苦手意識 → 嫌になる→ぐずってやりたがらない→親子関係が悪くなる
という悪循環に陥りやすくなります。

小学校受験は「才能」ではなく、テスターの受け答えまで準備が整った子が通過する試験です。

そこまでいかにお子様が嫌にならず、イキイキと作品を作る楽しみを表現できるかがポイントになります。

まとめ

小学校受験対策で最も大切なのは、お子さまが絵や工作を嫌いにならないことです。
こどもそうぞうかいが教室はっちでは、お時間のない生徒様のために、苦手分野のみを無理なく克服できる、1時間集中コースをご用意することにしました。
予定は日曜朝9時から1時間です。

・円の描き方が不安
・はさみがギザギザで苦手
・塗りが甘く雑になりやすい

といった「今つまずいている部分」だけに絞って指導するコースです。

コースは、絵画 または 工作から選択可能
月額35,000円/材料費込み

毎年絵画だけが苦手、工作だけが雑すぎる、そんな生徒さんをこれまでも見てきました。
短時間でも正しい方法を積み重ねることで、雑点は確実に減り、評価は安定していきます。

模擬試験で点数を落とさないことが、モチベーションにつながり、合格への道がひらけてきます。
はっちではお子さまの気持ちを守りながら、小学校受験に必要な力を丁寧に育てていきます。

模擬試験は5月ごろから頻繁に受けるものです。
そこで点数を下げない対策準備をしておきましょう

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