小学校受験における家庭学習の大きな鍵は、
「単体で覚えさせないこと」です。
子どもの記憶は、点ではなく“線”や“面”で
つながったときに強くなります。
船をテーマに制作活動をするなら、
宝の地図を描き、海を背景に
魚やイルカを描き、島をつくって
宝のありかを記し、最後に船に旗を立てる。
これらはすべて別々の課題ではなく、
冒険という一つの物語で結ばれます。
子どもは船だけを覚えるのではなく、
その日に触れたもの全て、例えば、旗印、地図
海の生き物、島の形までをまとめて記憶します。
連想ゲームのように、一つを思い出すと
他も芋づる式に出てくる状態をつくること。
このブログでは
家庭でできる“キッカケ記憶装置”の
仕込みの方法を解説します

小学校受験の絵画で本当に求められている力とは?
小学校受験の絵画は
「上手に描けるかどうか」を競う
試験ではありません。
問われているのは、テーマを理解し、
自分の中で展開し、発想を広げられるか
どうかという思考力です。
出題は毎年変わるため、
過去問の丸暗記では通用しません。
必要なのは、与えられたテーマから
世界を構築できる力です。
特に【慶應義塾幼稚舎 絵画対策の記事】
でも解説している通り、慶應では一つのテーマを
どれだけ豊かに発展させられるかが評価の
ポイントになります。
だからこそ家庭では「正解を覚える」
学習ではなく、「広げる練習」が重要なのです。
小学校受験 絵画の授業は「関連づけ」させる
小学校受験 絵画のコツは、
単発で終わらせないことです。
たとえば海の絵を描いたあとに
イソギンチャクを制作し、
その作り方を応用してブロッコリーや
カーネーション、たわしを作る。
同じ方法で形や色を変えることで、
「作り方」という軸が記憶に残ります。
これは単なる工作ではなく、
応用力の訓練です。
出題が変わっても、根本の理解が
あれば対応できます。
どの学校でも共通するのは“展開力”。
関連づけは、その土台になります。

家庭でできる連想記憶トレーニングの具体例
家庭でできる連想記憶トレーニングは
とてもシンプルです。
船を作ったら、宝の地図を描く。
海を描くときには魚やイルカを描き、
島を作り、宝のありかを記す。
そして最後に船に旗を立てる。
いちご狩りの絵を描いたら
ショートケーキを描く
他のフルーツの絵を一緒に描かせておく
フルーツ王国の王様や王女様を描かせる
これらは別々の課題ではなく
一つの物語でつながっています。
この“連続ゲーム”は慶應対策に非常に効果的です。
一つ思い出すと、旗、地図、海、島が
芋づる式に出てきます。
ポイントは“体験ごと記憶する”ことです。
まとめ|小学校受験勉強に強い記憶力の育て方
小学校受験の家庭学習で大切なのは、
量よりも質です。
今日描いた絵は何と結びついたか。
同じ作り方で何ができるか。
問いかけを重ねることで、
記憶は立体になります。
連想ゲームは遊びのようでいて、
実は高度な思考訓練です。
それは慶應対策にも直結する、
最強の家庭トレーニングと言えるでしょう。
家庭での声かけ次第で、学びは深く刻まれます。
関連づけを意識すること。
それが、小学校受験に強い子を育てる最大のコツなのです。



