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行動観察の評価が伸びない原因はこれ!テストで重要な“大人(テスター)との距離の取り方”

小学校受験に向けて、毎日ドリルや制作の練習を頑張っているのに、模試の行動観察や面接になると評価が伸びない…。そんなお悩みを抱えるご家庭は少なくありません。

それはまるで、「レシピ通りに料理の手順は覚えたのに、“火加減”や“味見のタイミング”が分からず、美味しく仕上がらない」状態と似ています。

実は、小学校受験で見られているのは、知識量や作業スピードだけではありません。小学生に上がってからも必要になる初対面の先生との関わり方、指示の受け止め方、困ったときの助けの求め方など、“大人との適切な距離感”という社会性が重要な評価対象となっています。

この「距離の測り方」は、年長期にかけて急速に育つ力であり、家庭内だけではなかなか身につけにくいものです。だからこそ、第三者である先生や他児との関係性の中で、実践的に学ぶ環境が求められています。

本記事では、こどもが大人との距離感を学び始める時期に見せる行動や、その背景にある発達段階について解説しながら、小学校受験に必要な“関係性構築力”を育てるための具体的な関わり方についてご紹介します。

第一章|なぜ今、「大人との距離感」を学ぶ必要があるのか

年長期に差しかかる頃、多くのご家庭が見落としがちなのが「大人との適切な距離の取り方」です。

小学校受験においては、ペーパーテストの正答率だけでなく、行動観察や面接などを通じて「社会性」や「他者理解」が見られます。その中でも特に重要視されるのが、初対面の大人に対してどのようにお子様が接して関わるかという点です。

たとえば、指示を聞く際の立ち位置、目線の合わせ方、話を遮らない態度、素直に見える表情などが出来ないとご縁を失ってしまいます。

これらは一朝一夕に身につくものではなく、日常的な体験の積み重ねによって育まれていきます。家庭内での親子関係だけでは学びきれない「社会的距離感」は、第三者である大人との関係性の中でこそ、自然に体得されていくので、この時期に適切な環境を用意することは、単なる受験対策にとどまらず、小学校生活へのスムーズな移行にもつながります。だからこそ今、「学力」だけではなく「関係性を築く力」を育てる準備が求められているのです。

第二章|こどもが見せる“距離を測ろうとする行動”とは

大人との距離を学び始めたこどもは、さまざまな行動を通してその関係性を探ろうとします。たとえば、無視をすることから始まり、先生の話を途中で遮る、必要以上に近づいて話しかける、ものを投げる。逆に緊張して何も言えなくなるといった様子は、いずれも「どう接してよいかわからない」状態の現れです。

また、注意された際の反応も重要な観察ポイントです。すぐにふてくされてしまう、黙り込んでしまう、ものを壊す、あるいは反対言葉をいってごまかすといった反応は、感情のコントロールや立場の理解が未発達であるサインとも言えます。

こうした行動は決して問題ではなく、「学びの途中」にある証拠です。

小学校受験では、このようなやりとりの中で、こどもがどのように修正しようとするかが評価されます。つまり、距離の取り方を間違えた後の”気持ちの立て直し力”こそが見られているのです。この力を養うには、日常的に大人と関わる場面を持つことが不可欠です。

家庭だけでは難しい“社会的距離”の習得

家庭内では、どうしても親子という安心関係が前提となるため、こどもは慣れた環境の中で緊張もないため、遠慮なく甘えたり、自由に振る舞ったりすることができます。

これは健全な発達において必要なことですが、一方で「他人との距離感」を学ぶ機会は限られてしまいます。

たとえば、家庭では許されていた話し方や態度が、外部の大人には通用しないこともあります。その違いを体感することで、こどもは少しずつ「場に応じた振る舞い」を学んでいきます。しかし、こうした経験を意図的に設けるのは、ご家庭だけでは難しいのが現実です。

そのため、小学校受験を見据えるご家庭では、専門的な指導環境において、先生や他のこどもたちとの関わりを通じて、社会性を育むことが推奨されています。安心できる家庭とは異なる空間での体験が、こどもの内面に新たな気づきをもたらすのです。

行動観察で見られる「関係性構築力」とは

小学校受験の行動観察では、こども同士だけでなく、大人との関わり方も評価対象となります。たとえば、指示を受けた際にどのように応答するか、困ったときに助けを求める言葉が適切かといった点が見られます。

ここで重要なのは、「正解を知っているか」ではなく、「相手の立場を考えて行動できるか」です。先生の話を最後まで聞く姿勢、周囲の様子を見て動く判断力、自分の意見を伝える際の言葉選びなど、すべてが関係性の中で形成される力です。

これらは、絵画制作や工作といった活動の中でも自然に育まれます。共同作業や発表の場面では、他者との距離を意識しながら行動する機会が多く、プレゼン能力や社会的スキルの実践の場となるのです。

優しい先生だけに態度を変えるお子様について

非常に多いのが「優しい先生にだけ態度が悪くなる」お子様のケースです。一見、人見知りをせず安心しているようにも見えますが、実はこの行動こそが試験本番で大きな差を生んでしまいます。

なぜなら、小学校受験の行動観察では「誰に対しても同じ態度で接すること」が重要な評価項目だからです。家庭や教室で信頼関係のある大人に対して甘えが出てしまうお子様は、本番でも“場面によって態度を変える”傾向が無意識に現れます。そして試験官は、その一瞬の態度の違いを見逃しません。

指示を出す先生によって返事の大きさが違う、注意された際の表情や姿勢が変わる、お友達への関わり方にムラがある——こうした日常のクセは、緊張状態の試験でこそ強く表出します。つまり「わかっているけどやらない」 の評価が一番厳しく減点されてしまいます

だからこそ、日頃から大人との距離感や関わり方を丁寧に学ぶ環境が必要です。はっちでは、制作活動を通して他者との関係性を自然に育み、“誰の前でも変わらない自分”を身につけていきます。この一貫性こそが、合格へとつながる土台となるのです。

まとめ はっちで育てる“受験に必要な人間力”

こどもそうぞう絵画はっちでは、絵画や工作の指導を通じて、こどもが大人との適切な距離感を学ぶ機会を提供しています。ただ作品を作るだけでなく、先生との対話や発表、他のこどもたちとの協働作業を通じて、「どう関わるか」「どう伝えるか」を実践的に学びます。

過去には、先生をねえねえ、と私を呼ぶ子がいたり、寝たふりをしたり、教室のものを家に持ち帰ろうとしたり、先生に唾をかけたり・・・本当に様々なことが起きますが、ここは教室ですので一つ一つ学んで育って欲しいと考えています。

はっちはしてしまったことをお家で反省する機会にして欲しいと考えています。

できればお家の方もお子様の行動について一緒に考えて欲しいと思いご報告していますのでお電話でお話できると有り難いです。

はっちでは小学校受験において求められる資質を総合的に育成したいので家庭では得がたい第三者との関係性の中で、こどもは自分の立ち位置を知り、社会の一員としての振る舞いを身につけていきます。

そのため、講師の注意にお子様が傷ついたという様子から叱らないで欲しいというお願いをされたり、状況をそのままにしてしまうと学びの意味がありません。お子様の心のほつれ🟰行動にでている場合がありますので、できれば放置はしないで頂けたらと思います。

小学校受験をお考えのご家庭にとって、「学力」だけでなく「人間力」を育てる環境を考えてくださるとありがたいです。

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