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年少・年中から始める小学校受験の準備とは?

多くの国立・私立の小学校が生徒を募集していますが、有名校の慶應や早稲田のような人気校ともなればその倍率は高く大変になります。

ですので、その限られた枠に入るには、正しい方向性での準備と対策が重要になります。

では、その準備と対策には、「いつ・どのように取り組めばいいのか?」と悩む年中・年少の親御さんに、今から取り組んで欲しい受験準備についてお伝えします。

年少・年中から始める小学校受験の準備のポイント

年少・年中のうちに始めたい小学校受験の準備に大事なポイントをお伝えします。

それは、「志望校の教育理念を知ること」です。

それぞれの学校には「教育理念」があります。

必ずどんな小学校にも、一言や一文で表現できる大きな教育理念があります。

そして、その理念には、目標やどんな取り組みか設定されているか決まっているはずです。

まずは、小学校準備のポイントとして志望校の教育理念が何かをまずはよく調べるようにしてください。

なぜ「教育理念」を知る必要があるのか?

理由は、お子様と教育理念に通じる考えや学校が大切にしていることをご家庭で実践するためです。

では、イメージしやすいように例えを2つご紹介します。

●理念が「先ず獣身を成して後に人心を養え」の場合
自然豊かな環境で思いっきり身体を動かし遊びの中で人としての心を鍛えることが大事になります。

●理念が「自ら創り出し、自ら表現する力を育てる」の場合
自分の創造力を駆使して、ゼロから工作したり、物語を考えたり、表現力を鍛えることが大事になります。

このような感じで、理念を元に、何をどのように準備したら良いのかが変わるのです。

これらを実践しようとしたら、ただ塾に通って勉強させるよりも、かなり大変なことだと分かります。

お勉強であれば、プリントのようにやることが固定されているのですが、遊びの中で心を鍛えたり、工作して表現力をアップさせたりするのは時間がかかります。

また、最初からお子様がうまくできるわけではないので、ご両親が協力して一緒に取り組まなければならないのです。

志望校の「教育理念」を知る方法は?

調べる方法としては、学校のホームページで学校長が書いている記事を読んだり、直接足を運ぶなどして情報を集めることができます。

他にも学校のパンフレットや学校説明会でもしっかり開示されているはずです。

他にも、例えば、慶應を受験される場合は、必読すべき課題図書の福翁自伝と福翁百話はもちろんのこと、それ以外に福沢諭吉先生の本は複数冊チェックしておくべきです。

慶應でなくても、その学校の創立者がどんな人なのかを知り、創立者や学校が関わっている書籍がある場合は、読んでみることが大事です。

「教育理念」を知ることで小学校受験の願書で差別化できる

このように、「教育理念」を知って、それを元に準備と対策を行っておくと、他の受験者と差別化することができます。

なぜかというと、願書を書く際に具体的なエピソードを含めて書くことができるからです。

願書を書くときには、志望理由を書くと思います。

その志望理由には、しっかりと志望校が掲げる教育理念を随所に入れ込んで書くことができると強いインパクトを残すことができるんです。

志望校側は、教育理念を元に日々教育を行っているため、どれだけその理念に共感してもらっているのかはチェックしてると思います。

他の受験者と大きく差をつける願書を書けるようにするためにも、早めに志望校の「教育理念」を知って普段の行動を意識するようにしましょう。

まとめ:正しい方向性で小学校受験の対策と準備を行いましょう

今回は、悩む年中・年少の親御さんに、今から取り組んで欲しい受験準備についてお伝えしました。

おさらいすると、大事なポイントは「志望校の教育理念を知ること」です。

多くの方が、小学校受験対策として、どこの塾に通わせるかとかプリントのトレーニングをたくさん頑張れるかみたいに考えますが、それが一番大切な受験準備とは限りません。

他の受験者もお勉強を中心に準備と対策をしている中、同じことを頑張っていても抜きん出ることはできません。

だったら、ご家庭とご家族の在り方で小学校受験の準備、対策を行ってください。

せっかく貴重な時間を使ってご準備をされるのですから、正しい方向性でご準備をしていただければと思います。

もし、
「志望校の教育理念を見てみたけど、よく分からない」
「どうやってご家庭の教育に取り入れようか?」
と悩まれた方は、ご連絡ください。

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