お受験

シール帳を導入しました

この度、こどもそうぞう絵画はっちはシール帳を、生徒の皆様に配布することにいたしました。
この記事では、その理由とシール帳のおすすめの使い方、またNGな使い方を説明いたします。

シール帳を配る理由

シール帳を配る主な理由は「いろいろなモノの形や名前を覚えるのに役にたつ」と判断したからです。

今まで、はっちではモノの名前や形を覚えてもらうために図鑑を使ってきました。
しかし、レッスンの短い時間では覚えてほしいものを網羅して教えることが難しく、生徒さんの知識がどうしても好きなモノ、得意なコトに偏ってしまう傾向にあります。

そこで、普段あまり興味がないジャンルに興味を持って能動的に触れてもらえるにはどうしたら良いかと考えた結果、キラキラしていたり可愛かったりさまざまなバリエーションがあるシールを活用するのが良いのではないかと思い、シール帳を生徒の皆様に配布することを決定いたしました。

おすすめの使い方

シール帳のページのコンセプトを決める

「このページは植物、このページは海の動物、このページは、、、」
といったようにページのコンセプトを決めることをお勧めいたします。

初めから、コンセプトを決めることで好き嫌い問わず、オールジャンルをカバーできるため知識の偏りを緩和できます。

どうしても好きなジャンルのシールが多くなってしまうことは仕方がないとは思いますが、ある程度、親御さんの方で管理をしてあげて下さい。

段々とシール帳が埋まってくると、愛着が湧いてきて集めるのが楽しくなってきたり、お気に入りのページを眺めることが多くなってくると思います。

そうなってきた時に、ただ貼らせるただ眺めさせるのではなく
「これは何だっけ?これはいつどこで買ったんだっけ?」
などの問いかけをお子さんにしてあげると知識が定着しやすいので、是非お子さんと一緒にシール帳を作り上げていく感覚でお使いください。

出かけた際にシールを買う

ご家族やご友人と、どこかへ出かけた際にシールを探して購入するのもおすすめの使い方です。
例えば、動物園に行った際に気に入った動物のシールを買うといった具合です。

シール帳に貼りたいからそのシールを探すという行為は、お子様の内発的な欲求を満たしてあげることができます。

内発的欲求を満たすことは自己肯定感の向上や、「あれやりたい、これやりたい」といったアグレッシブさにも繋がりますので、お子さんが自分で考えてやりたがっていることはできる限り叶えてあげるということが大切です。

また、シールを購入した後日、そのシールを見て
「動物園に行ったなー。パンダが可愛かったなー。」
など記憶を詳細に思い出すトリガーにもなります。

何かを思い出しているときには、海馬などの記憶力を司る領域が刺激されるので、記憶力の向上にも役立ちます。

是非、シール帳に「出かけた思い出ページ」を作ってシールを集めてみて下さい。

NGな使い方

ここまで、シール帳がどのように役立つのか説明してきましたが、はっちとしてこの使い方は遠慮していただきたいというものが一つあります。

それは、「ご褒美としてシールを渡す」という行為です。

例えば、「シールの名前を覚えられたらシールをあげる。」
というルールを作ってしまうと、せっかくお子さんが楽しくシールを集めて名前を覚えていた行為(内発的な動機)が、シールという報酬がほしいから覚える行為(外発的な動機)に変わってしまいます。

外発的な動機によって行動し続けてしまうと、報酬がないとやらないなど自立性を損ねたり、罰に怯えてメンタルに問題を抱えたりするリスクがありますので、決して報酬としてシールを渡すということはされないようお気をつけください。

同様の理由で、いい子にしていたからシールをあげる、テストでいい点数が取れたからシールをあげるなどや、逆にいけないことをしたからシールを取り上げるなどといった行為もお控えください。

あくまで、お子さんが自分から楽しんでシール集めや名前を覚えたりできるようにサポートをお願いいたします。

まとめ

今回のブログでは、はっちがシール帳を生徒の皆様にお配りする理由やおすすめの使い方、NGな使い方について説明させていただきました。

この記事を参考に、皆様が上手にシール帳を活用していただけると幸いです。

はっちの生徒の皆様は、何か質問や疑問がございましたら気軽にレッスンの際にご質問ください。

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