小学校受験

普通の絵画教室と小学校受験の絵画教室は何が違うの?

「普通の絵画教室と、小学校受験の受験絵画教室は何が違うのでしょうか?」

小学校受験を考え始めたご家庭から、よくいただく質問です。

どちらも絵を描いたり、工作をしたりするので、一見すると同じように見えるかもしれません。しかし、実は大きく違うのが「目的」です。

受験絵画は、単に上手な絵を描くためのお稽古ではありません。絵画や工作を通して、指示を聞く力、考える力、時間内に取り組む力、自分の考えを表現する力など、お子さまのさまざまな力が表れます。

では、普通の絵画教室とは具体的に何が違うのでしょうか。

第1章 普通の絵画教室と受験絵画教室、最大の違いは「目的」

普通の絵画教室には、描くことや作ることそのものを楽しみながら、自由な発想や表現力を伸ばしていく良さがあります。好きな色を選び、好きなものを描き、時間を沢山かけて一つの作品を完成させる。技法を学びながら「もっと描きたい」という気持ちを育てていくことも、大切な目的の一つでしょう。

一方、小学校受験の受験絵画教室では、作品を上手に仕上げることだけが目的ではありません。課題を聞いて「何をするのか」を理解する。そこから自分で考え、必要な道具を選び、決められた時間の中で形にしていく。そして「何を描いたの?」「どうしてこれを作ったの?」と聞かれたときに、自分の言葉で伝える。

同じ「絵画・工作」でも、学んでいることには大きな違いがあるのです。

第2章 受験絵画教室は「絵が上手な子が通う塾」ではありません

小学校受験を考え、「そろそろ絵画塾にも通わせた方がいいのかな」と探し始めるご家庭も多いと思います。しかし、受験絵画で大切なのは、見本そっくりに描けることでも、大人が驚くような上手な絵を完成させることでもありません。

先生のお話を最後まで聞けるか。途中で分からなくなったときにどうするか。思った通りに作れなくても工夫できるか。時間が少なくなっても最後までどう取り組めるか。こうした部分にも、その子らしさが表れます。

ですから受験絵画教室は、「絵の描き方だけを教える塾」と考えると少し違います。もちろん長年の経験とどう描けば頭に思い付いたものを描けるのかもお教えしています。

絵画や工作という子どもにとって身近な活動の中で、想像する・ 聞く・考える・選ぶ・手を動かす・伝えるという力を育てていく場所。それが受験絵画教室の大切な役割だと、はっちでは考えています。

第3章 同じ「工作」でも、受験になるとこんなに違います

例えば「自由に好きな動物を作ってみよう!」という工作と、「材料の中から必要なものを選び、時間内に動物を作り、最後にどんな動物なのか説明してください」という課題では、必要になる力が違います。後者では、まず先生の指示を聞かなければ始められません。何を作るか決め、材料を選び、どう組み立てるかを考えます。途中でうまくいかなければ、別の方法を考える必要もあります。

さらに、時間を意識しながら完成させ、最後には自分の作品について言葉で伝える。つまり、一つの工作の中に「聞く・理解する・考える・決める・作る・工夫する・伝える」というたくさんの要素が入っているのです。

だからこそ、完成した作品だけを見て「上手・下手」と判断するのではなく、そこに至るまでの表情やワクワクした過程を見ることが受験絵画ではとても大切になります。

第4章 受験絵画教室を選ぶとき、作品の上手さだけを見ないであげてください

受験絵画教室を探すとき、ホームページに掲載されている子どもたちの作品を見比べる方も多いでしょう。もちろん、どんな作品を作っている教室なのかを見ることは大切です。ただ、「こんなに上手な絵を描けるようになる」という点だけで教室を決める必要はありません。

ぜひ見ていただきたいのは、その教室が作品を完成させるまでの過程をどう見ているかです。

先生が答えを先に教えてしまうのか。それとも子ども自身が考える時間を待ってくれるのか。失敗したときに、「どうしたらいいと思う?」と考える機会を作ってくれるのか。

受験のためだからこそ、大人がきれいな正解へ導きすぎないことも大切です。受験絵画教室選びでは、「何を作らせるか」だけではなく、子どもにどう考えさせている教室なのかにも注目してみてください。はっちも教えることはありますが必ず次にやるときはこうしてねという言葉を添えています

まとめ 受験絵画でも楽しくワクワク

普通の絵画教室と小学校受験の受験絵画教室。どちらが良い・悪いということではありません。大切なのは、それぞれの目的が違うことについては知っておくことです。

小学校受験のための絵画や工作では、完成した作品だけでは見えない「聞く力」「考える力」「工夫する力」「伝える力」協力する姿勢と閃きが表れます。

だから、受験絵画教室を選ぶときには、上手な作品を作らせてくれるかだけではなく、お子さま自身が考え、手を動かし、自分の言葉で表現するところまで大切にしてくれるか。またワクワクを体感できているか、いやいややっていないか?やらされている感が出ていたら通塾の意味がありません

そこを一つの基準にしていただけたらと思います。

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