こんにちは!はっち先生です
絵が上手くなる方法はないかとお悩みの保護者様からの質問が多かったので、今回はどうしたら絵が上手くなるのか。
お子さんでも大人でも1ヶ月で絵が上手くなる方法をほんの一部ですがヒントをお教えしと思います。
慶應義塾幼稚舎や早稲田実業や慶應横浜初等部で必ず出る絵画を、どう学ばせたらいいか悩む親御さんへ解説してみたいと思います
ポイント1・絵が上手く見えるのは筆圧
絵が上手く見える方法のチェックポイント
✅筆圧がいつも同じであるか
✅3メートル離れてもしっかり見えるか
✅同じ色ばかり使っていないか
✅ まるがきちんと閉じているか
✅まるの大きさがいびつになってない
✅横線が斜めに傾いていない
✅画材を持っていない方の手が紙をしっかり毎回押さえているか
✅隙間を十分生かして情景を描けている
などをしつこく念入りに指導しています。
これらはとても大事なポイントですが、もっと上手になる近道は描きたいものがしっかり頭に思い浮かんでいることです。
描きたいものがしっかり思い浮かばないうちに描いた絵は、迷い線が多く消しゴムで消したくなったり画用紙を裏返して一から描こうとしてしまったり、何より楽しそうではありません。
そういう場合、自信のある絵にはならないわけです。
ポイント2・線がしっかりしたらバランス取りの練習します
バランスの取り方は描きたいものの配置決めを教えるのですが、まるの描く場所を練習しますととても上手になります。
鳥を描くのか人間を描くのか動物なのか、植物なのか天体なのか。
まるで描くものでバランスをとると上手く見えます。
はっちではしっかりクーピーを紙にくっつけましょうと声をかけています
画材の持つ場所ストローク横滑りなどを練習するととても上手になります。
授業ではそのポイントを事細かに(先生うるさいなーと思われても)指導しています。
筆圧のためにはっちの教室の椅子は背もたれがない
はっちの教室の椅子は背もたれがありません。
身長に合わせることが出来る姿勢が良くなる椅子。
商品名はプロポーションチェアと言います。
この椅子はとても優れていて足が床につかないため、椅子から立って立ち歩きづらい椅子を昨年購入しました。
よく腕に頭をつけて授業中の居眠りのような体勢で絵を描く子がいます。
左手で隠している子もいます。
そんな体勢で試験や模試を受けていると思うとゾッとします。
なぜなら楽しくなさそうだからです。
姿勢が良くなれば筆圧がかかります。
良い姿勢になると絵が上手く描けるようになりますね。
ポイント3・【重要】絵が得意な子とそうでない子の違いは一つ
絵が得意な子は猫を描くとき頭、目、鼻、口、髭体と足と尻尾を全て部分的に描くことが出来ます。
人間でも同じです。
絵が苦手な子は頭、体、足がどうなっているかがよく理解できていません。
人間の絵を描く時も頭の下は体で首がなかったり、腕が肩からでなく、おなかの横から出いたりしてしまいます。
手のひらが異常に大きくなっている場合もあります。
顔は丸でいいのですがその下の体を四角で教えてしまうと、もうそれ以上描けなくなってしまいます。
こうして教わると前向き、横向きのアレンジができなくなり大人になっても形を捉えることが出来ず、絵を習ったはずなのに絵が下手な方になってしまうのです。
ですから見たものを見た状態で描けるようにするという最初のプロセスが大事なのです。
教室ではよく頭の後ろに髪の毛はあるかな耳は忘れてない?
髪の毛はギザギザでないから一本ずつ描こうね
肩を触ってごらん丸いね
おててに指があるね
こんなふうなお声がけをしてよく観察する癖をつけています。
年中さんの4月くらいからよく見る訓練をしておくと色々なことに気づける子になります。
試験のときものが足りない子に気づける人に興味はある子になる。
間違いに気づける子になる。
反応の良い子になる。
これが合格の秘訣です。
新年中さんになる子は4月から絵画をしておくと苦手な子もよく伸びます。
年長さんは癖がついてしまっていると修正するのに数ヶ月かかってしまう場合があります。
ですので、難関校受験であるなら年中さんに上がる頃からお預かりさせていただくのが理想です。
体験はいつでも受け付けています。
お父様やお母様だけの体験もOKです。遠慮なくご連絡ください。