小学校受験

小学校受験の願書、何を書けばいい?答えはいつもの絵本をエピソードにある!|受験絵画にもつながる5つの理由

「小学校受験の願書に書けるようなエピソードがありません」願書を書く時期になると、そんなお悩みをよく耳にします。

毎日に追われて、特別な旅行をしたわけでもない。人に自慢できるような経験も思いつかない。「わが家らしい教育」と言われても、何を書けばいいのかわからない。

そんなとき、こどもそうぞう絵画 はっちでは、「お子さまが何度も読んでほしいと持ってくる絵本はありませんか?」と聞いています。

実は、いつも読んでいる一冊の絵本の中に、その子らしさや、ご家庭が大切にしてきたことが隠れていることがあります。

そして絵本は、願書のエピソードになるだけではありません。

1読む → 2感じる →3 話す → 4想像する → 5体験して描く。

このすべてが、小学校受験の絵画にも、その先の子どもの成長にもつながっているのです。

第1章|願書のエピソードは「作る」のではなく「見つける」が大事

願書を書くとなると、「何か特別なエピソードを書かなければ」と考えてしまいがちです。

でも、本当にその子らしさが見えるのは、案外いつもの生活の中です。

何度も「読んで」と持ってくる絵本。

いつも笑うページ。

なぜか何度も戻って見る場面。

読み終わったあとにポツリと言った一言。

そこには、その子が何に心を動かされ、何を大切にしているのかが表れています。

「どうしてここが好きなの?」
「この子はどんな気持ちだったと思う?」
「○○ちゃんだったらどうする?」

答えを教える必要はありません。

むしろ大切なのは、子どもの答えを待つこと。

願書のためのエピソードを作るのではなく、毎日の中にすでにある「その子らしさ」を見つけてあげる。絵本は、そのための小さな扉になります。

第2章|『ぐりとぐら』から願書のエピソードが生まれる

たとえば『ぐりとぐら』。

大きなカステラを森のみんなで分け合う場面を見て、お子さまが、

「一人より、みんなで食べたほうがおいしいね」

と話したとします。

そして後日、ご家庭でお菓子を作ったときに、

「おばあちゃんの分も残しておこう」

と、自分から取り分けた。

大人にとっては、ほんの小さな出来事かもしれません。

でも、ここには素敵な成長があります。

絵本で感じたことが、子どもの心に残り、日常の行動になった。

これなら願書にも、

「娘は絵本を通して、誰かと力を合わせることの楽しさを学んできました。『ぐりとぐら』を読んだ際には、大きなカステラをみんなで分け合う場面が心に残ったようで、『一人より、みんなで食べたほうがおいしいね』と話していました。

その後、家庭でお菓子作りをした際、自分から『おばあちゃんの分も残しておこう』と取り分ける姿がありました。絵本の中で感じたことが、少しずつ日々の行動につながっていることを嬉しく感じました。

家庭では、物語の教訓をこちらから教えるのではなく、『どうしてそう思ったの?』と問いかけ、娘自身の気づきを大切にしています。」

と書くことができます。

特別な出来事ではありません。

だからこそ、そこにはその子の本当の姿と、そのご家庭らしい子育てが表れるのです。

第3章|絵本は、受験絵画の「頭の中の引き出し」を増やしてくれる

小学校受験の絵画では、

「海で遊んでいるところを描いてください」
「秋の公園を描いてください」
「動物と一緒にしてみたいことを描いてください」

など、自分の経験や想像を絵にする課題があります。

ここで大切なのは、絵を上手に描く技術だけではありません。

そもそも頭の中に、描きたい世界があるか。

絵本には、空、海、山、木、花、昆虫、動物、乗り物、食べ物、季節の行事、家族の暮らしなど、子どもがまだ実際には出会っていない世界まで広がっています。

絵本を読むたび、

「こんな場所があるんだ」
「こんなことをしてみたい」
「こんな色なんだ」

という小さな記憶が増えていきます。

はっちでは、それを「描くための引き出し」だと考えています。

受験直前になって、急に想像力を教えることはできません。

小さい頃から見て、聞いて、感じてきたもの。

その蓄積が、白い画用紙を前にしたときに、その子だけの世界になって出てくるのです。

第4章|絵本を読んだら「その先」を想像して描かせてみる

はっちでは、絵本を読んで終わりにはしません。

むしろ、本を閉じてからが面白いのです。

「このあと、どうなったと思う?」

「あなたがお話の中に入れるとしたら?」

「森のみんなとパーティーをするなら、何を作りたい?」

「そのとき、誰が隣にいるかな?」

正解はありません。

だから子どもは、自分で考えます。

そして頭の中に浮かんだ「その先の物語」を、一枚の絵にしてみます。

ここで初めて、子どもは絵本を見る人から、自分で物語をつくる人になります。

小学校受験絵画で本当に必要なのは、お手本通りに上手に描く力だけではありません。

問いを聞く。
考える。
想像する。
自分なりに構成する。
そして、人に伝わるように描く。

だから、はっちでは「何を描くかを考える時間」も、絵画の大切な学びだと考えています。

第5章|絵画・行動観察・面接・願書は全部つながっているのです

小学校受験では、絵画、行動観察、面接、願書と、それぞれ別の対策が必要なように見えます。

でも、子どもの中では全部つながっています。

絵本を読んで、人の気持ちを想像する。

「私はこう思う」と言葉にする。

興味を持ったら、実際に見たり、触ったり、作ったりしてみる。

経験したことを、今度は自分の絵にする。

そして、その経験が日常の行動にも表れていく。

そこには、

聞く力、考える力、想像する力、話す力、行動する力、そして描いて伝える力

があります。

だから、はっちは「受験に出る絵の描き方」だけを教える教室ではありません。

上手な丸が描けることも大切。

人の後ろ姿を描けることも、季節の行事を知ることも大切。

でも、その技術のもっと奥にある、

「自分は何を感じ、何を描きたいのか」

という心を育てたいと思っています。

まとめ|絵本の「その先」を想像する力が、人生を豊かにする

はっちが絵本を大切にしている本当の理由は、小学校受験のためだけではありません。

絵本を読んだら、その先を想像してみる。

「このあと、どうなると思う?」

「自分だったらどうする?」

「どんな世界だったら素敵だと思う?」

そこには、正解がありません。

だからこそ子どもは、自分で考え、自分の言葉で話し、頭の中に浮かんだ世界を一枚の絵にしていきます。

読む。
感じる。
考える。
想像する。
そして、描く。

その繰り返しは、小学校受験の絵画にも、行動観察にも、面接にも、願書にもつながります。

でも、その力が本当に必要になるのは、もしかしたら受験が終わってからなのかもしれません。

まだ見たことのない未来を想像する力。

目の前に

いる人の気持ちを想像する力。

うまくいかないときに、「では、次はどうしよう」と考える力。

そして、

「こんな未来になったら素敵だな」

と、自分の人生の続きを想像する力。

子どもたちは、これから先、何度も真っ白な画用紙のような未来の前に立つことになります。

そこには、お手本も、正解もありません。

そんなとき、

「私は、こんなふうにしてみたい」

と自分の未来を想像し、自分の手で一歩ずつ描いていける人になってほしい。

絵本を読んで、その先を想像して、一枚の絵を描く。

幼い頃のそんな小さな時間が、いつかその子自身の人生を描く力になっていく。

だから、はっちは今日も子どもたちに問いかけます。

「このお話の続き、あなたならどうする?」

受験のために絵を描くのではなく、

これからの人生を豊かに描いていくために。

それが、こどもそうぞう絵画 はっちが、子どもたちに絵を教えている理由です。

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