小学校受験の本番が近づくと、「まだできないことがある」「もっと練習をさせた方がいい?」「今からでも間に合うの?」と、不安を感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。
これまで親子で一生懸命取り組んできたからこそ、試験直前は小さな失敗さえ気になってしまうものです。
しかし、この時期に大切なのは、新しい課題を次々と増やすことではありません。
これまで身につけてきた力を、試験当日に自然に発揮できるよう整えること。
小学校受験では、ペーパーだけでなく、絵画・制作・行動観察などを通して、お子さまのさまざまな力に触れる機会があります。
だからこそ、最後の準備では知識や技術だけでなく、生活習慣や心の安定にも目を向けたいものです。
今回は、世田谷区の小学校受験絵画教室「こどもそうぞう絵画 はっち」が、試験直前に確認したい項目をご紹介します。
【以下の画像は直前チェックには最適ですので保存して練習しておきましょう】

第1章|小学校受験の直前対策は「聞く力」と「考える力」から
小学校受験の試験直前に、まず確認したいのは、先生のお話を最後まで聞く力です。
絵画や制作、行動観察では、課題の説明を理解してから行動することが大切になります。
チェック① 先生のお話を最後まで聞けますか?
例えば「公園でお友達と遊んでいるところを描きましょう」という課題でも、説明の途中で描き始めてしまうと、大切な条件を聞き逃してしまうことがあります。
ご家庭でも、説明を最後まで聞いてから取り組む習慣を確認しましょう。
チェック② 自分で考えて行動できますか?
わからないことがあると、すぐに保護者の顔を見て答えを求めていませんか。
試験当日、保護者が隣で教えてあげることはできません。
少し迷っても、自分なりに考え、答えを見つける経験が必要です。
試験直前は、間違いをすぐに指摘するよりも「どうしたらいいと思う?」と問いかけてみましょう。
答えが正しいかどうかだけでなく、自分で考えようとした姿勢を認めてあげることが大切です。
小さな成功体験の積み重ねが、本番での落ち着きと自信につながります。
第2章|小学校受験の絵画・制作は「上手さ」よりも伝える力
小学校受験の絵画では、単に絵が上手に描ければよいというわけではありません。
学校や課題によって評価の観点は異なりますが、テーマを理解する力、自分の考えを表現する力、最後まで取り組む姿勢なども大切です。
チェック③ 自分の描いた絵を説明できますか?
「誰を描いたの?」「何をしているところ?」「どうしてこの色にしたの?」
こうした質問に、自分の言葉で答えられるでしょうか。
大人が考えた立派な説明を覚える必要はありません。お子さま自身の経験や気持ちが伝わることを大切にしましょう。
チェック④ 時間内に完成できますか?
絵画や制作では、限られた時間の中で課題に取り組むことがあります。
細かい部分にこだわりすぎて、全体が完成しないことはありませんか。
まず大切な部分から描き、残りの時間で細部を整える練習も役立ちます。
また、クレヨン、はさみ、のりなどの道具を安全に扱い、片付けまでできるかも確認しましょう。
はっちでは、絵の完成度だけでなく、自分で発想し、工夫し、最後まで表現する力を大切にしています。
第3章|行動観察では「思いどおりにならないとき」の姿が大切
小学校受験の行動観察では、お友達との関わり方や、集団の中での行動が見られることがあります。
試験直前に確認したいのは、特別な受け答えではなく、普段の生活の中で自然にできている行動です。
チェック⑤ 思いどおりにならなくても、気持ちを切り替えられますか?
例えば、使いたかった道具をお友達が先に使っていたとき。自分の希望する役割になれなかったとき。ゲームで負けてしまったとき。
そんな場面で、どのように行動するでしょうか。
悔しい気持ちを持つことは、決して悪いことではありません。
大切なのは、その気持ちを少しずつ整理し、次の行動に移れることです。
また、挨拶、返事、順番を待つこと、相手の話を聞くこと、ありがとうやごめんなさいを伝えることも、日常の中で育てられる力です。
ご家庭では、親が先回りして解決するのではなく、お子さま自身が考える時間をつくってみてください。
「どうしたらみんなが楽しく遊べるかな?」
そんな問いかけも、相手の立場を考えるきっかけになります。
行動観察の直前対策は、特別な練習だけではありません。毎日の暮らしそのものが、大切な学びの場なのです。
第4章|小学校受験の試験直前こそ、生活習慣と心の準備を整える
小学校受験の試験直前は、ペーパーや絵画、制作の練習量を増やしたくなるものです。しかし、睡眠不足や疲れが重なると、集中力や気持ちの安定に影響することがあります。今こそ、毎日の生活習慣を見直してみましょう。
チェック⑥ 身の回りのことを自分でできますか?
朝、余裕を持って起きる。自分で着替える。靴をそろえる。上着を丁寧にたたむ。使った道具を元の場所に戻す。
こうした何気ない行動は、小学校受験だけでなく、入学後の学校生活にもつながる大切な力です。
チェック⑦ お子さまは安心して試験当日を迎えられそうですか?
「失敗したら怒られるかもしれない」「間違えたらどうしよう」
そんな不安を抱えていると、普段できていることまで難しく感じる場合があります。
試験直前は、注意する言葉を増やすよりも、安心できる言葉を増やしてあげましょう。
「いつもどおりで大丈夫」「ここまでよく頑張ったね」
そして、試験会場までの交通手段や持ち物、集合時間も保護者が早めに確認しておきましょう。
子どもの心を整えるためには、まず家庭内で試験を意識させすぎないことが重要です。
それも、小学校受験の大切な直前対策です。緊張が伝わらないよういつもどおりが一番です
第5章|小学校受験の試験直前に親がやってはいけない3つのこと
小学校受験の本番が近づくほど、保護者の方も焦りを感じるものです。しかし、最後の1ヶ月の過ごし方によって、お子さまの気持ちは大きく変わることがあります。
まず気をつけたいのは、新しい課題を大量に増やすことはNGです。
できない問題ばかりに取り組むと、「自分はできない」という気持ちが強くなることがあります。試験直前は、これまでできるようになったことを繰り返し、自信につなげる時間も大切です。
次に、ほかのお子さまと比較することです。
「あの子はできるのに」という言葉は、知らず知らずのうちに子どもの心を傷つけることがあります。比べるなら、昨日までのお子さま自身と比べてみましょう。
そして最後は、合格への期待を背負わせすぎることです。
「絶対に合格してね」という言葉が、子どもにとって大きなプレッシャーになることもあります。
試験直前に必要なのは、完璧な子どもに仕上げることではありません。
自分の力を信じ、最後まで取り組める心を育てることです。
「できなかったらどうしよう」ではなく、「ここまでできるようになったね」。
そんな言葉で、お子さまを送り出してあげたいものです。
まとめ|小学校受験の結果が、お子さまの心の傷にならないために
小学校受験の準備を始めた頃を、少し思い出してみてください。
初めて描いた絵。うまくできずに涙を流した日。何度も練習して、ようやくできるようになったこと。
その一つひとつが、お子さまの成長の証です。
試験直前になると、どうしても「あと何が足りないだろう」と考えてしまいます。
けれど、忘れないでください。
小学校受験は、お子さまの価値を決める試験ではありません。
そして、保護者の皆さまに、もうひとつ大切にしていただきたいことがあります。
それは、試験の結果が、お子さまの心に傷として残らないようにすることです。
小さなお子さまには、合格や不合格という言葉を必要以上に意識させず、
「小学校はね、お手紙が届いた学校に行くことになっているんだよ」
と、優しく伝えてあげてはいかがでしょうか。
「あなたができなかったから」「選ばれなかったから」
そんなふうに、お子さまが自分自身を否定することのないように。結果について質問されたときには、年齢に合った言葉で誠実に説明してあげましょう。
どの学校に進むことになっても、お子さまの価値や可能性が変わるわけではありません。
試験が終わったら、結果を尋ねる前に、どうか抱きしめて伝えてあげてください。
「よく頑張ったね。あなたは私たちの大切な宝物だよ」
世田谷区の小学校受験絵画教室「こどもそうぞう絵画 はっち」では、絵画・制作を通して、自分で考える力、表現する喜び、最後まで挑戦する心を大切にしています。
受験のために育てた力が、受験のあとも生きる力になる。
それが、はっちの願いです。
小学校受験が、お子さまにとって苦い記憶ではなく、家族に愛され、応援された温かな思い出になりますように。
こどもそうぞう絵画 はっち
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